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女性起業家にとって“リスク”はどう違うのか:フランス × 日本 × シンガポール
パリから東京へ。東京からシンガポールへ。シンガポールからパリへ。 女性起業家が国境を越えるとき、いちばん大きな衝撃は文化でも、言語でもありません。 それぞれの地域で『リスク』の捉え方がまったく異なっているということです。 リスクはすべてに影響します。「いつ動くか」、 「どこまでチャレンジするか」、 「社会がどう反応するか」、 「失敗がどう解釈されるか」。 「アジア」と一括りにされがちですが、日本とシンガポールだけを比べても、アプローチは驚くほど異なります。この違いを理解することは、海外で第二章を築く女性にとって不可欠です。 余計な自己否定を避け、転機をよりクリアに進んでいくための力になるからです。 フランス:リスク=議論と自己定義の一部 フランスでは、リスクは「知的に検証するもの」。人々は議論し、質問し、アイデアを極限まで押し広げます。 「理にかなっている」と判断されれば、挑戦を後押しされる。さらに社会保障が「失敗の恐れ」を和らげてくれます。 しかし一方で、行政手続きや「パーフェクト主義」的文化がスピードを遅らせるため、起業家はローンチ前の準備に

GWF Singapore
7 日前読了時間: 4分


大きな仕事を離れるとき、いちばん難しいことは何か?そして、どう新しいことをスタートするのか?
人はよく、「大企業を辞めるときのいちばんの難しさは、リスクやお金、将来の不確実性だ」と思い込みます。けれど実際にそれを経験した女性たちは知っています。 本当に難しいのは“目に見えないもの”——アイデンティティです。 あなたが離れるのは仕事ではなく、“肩書きとしての自分” 仕事を辞めるとき、手放すのは役職だけではありません。 あなたが“誰であるか”を支えていた仕組み、たくさんのメール、必要としてくれる人、そして明確だった「成功の定義」それらすべてです。 何かを始めるということは、起業であれ、お店であれ、第二の人生であれ、 自分自身の定義をゼロからつくり直すことです。 そして、誰もそのプロセスについて教えてくれません。 1. いちばんの難しさ:「コーポレート・アイデンティティ」という盾を失うこと 会社にいる間、あなたは“盾”を持っています。ブランド名、肩書き、チーム、決まったリズム。 辞めた瞬間、その盾はなくなります。突然… 誰もあなたを紹介してくれない 誰もあなたの意見を必要としない カレンダーは空白で静か 以前の自信は、新しい世界では機能しない.

GWF FRANCE
11月14日読了時間: 4分


GWFインスピレーション・レポート — パリ、東京、シンガポール:
女性たちが “いま” 好きなもの、小さなインスピレーションの手がかりは何か? GWFでは「転機」「第二章」「再出発の勇気」についてよく語ります。セカンド・チャプターは戦略から始まるのではなく、“インスピレーション”から始まります。 「自分は何が好きなのか」「どこへ向かいたいのか」を静かに思い出させてくれる瞬間。 パリ・東京・シンガポールの3都市で、GWFの女性たちがいま心惹かれているものを、小さな“ムードボード”としてまとめました。第二章のインスピレーションは、案外こんな小さなところにあります。 Paris — スローな自信と、創造的な好奇心 1. カフェ時間のリセット 近所のカフェで20〜30分、ただ座って考えたり、スケッチしたり、深呼吸するだけ。“ゆっくりすること”がパリの女性たちのインスピレーション源になっています。 2. 薬局のビューティーシークレット 10ユーロの小さなクリームやバーム。有名ブランドではなく、本質的なものが美しさをつくるというパリらしい哲学。 3. パリのプレイリスト 街を歩くように、アイデアを生み出すインデックス音楽。

GWF JAPAN
11月14日読了時間: 3分


🎙️ VOICES #1 — ダイアンさん:金融から音楽へ、自分に投資するという選択
新しい章の始まりは、いつもひとつの質問から始まります。 「もし、違う道を選んだら?」 ダイアンさん にとって、その問いは、数年間のベンチャーキャピタル(VC)でのキャリアを経て生まれました。数字とスピード、そしてプレッシャーに満ちた世界の中で、彼女は Super Capital の元投資家リレーション責任者として、スタートアップの成長を支えてきました。 そして、ふと気づいたのです。次に投資すべきは、他の誰かではなく 自分自身 だと。 🌿 成功のかたちを、もう一度描く 「私は“幸せの壁”を築いていたの。ネガティブな感情から自分を守るためだったけれど、その壁がいつの間にか、人生そのものとの距離になっていた。」 この気づきが、ダイアンさんに新しい一歩を踏み出させました。金融の世界を離れ、心の奥にあった情熱、 音楽と表現 に生きる決意をしたのです。 アーティスト名 Didiz(ディディズ) として活動を始めた彼女は、感情やアイデンティティ、そして「変化」をテーマに曲を作り続けています。 最新シングル 『Le Mur du Bonheur(幸せの壁)

GWF FRANCE
10月28日読了時間: 2分


💫 VOICES — 自分らしく生きる女性たちの、新しいストーリー
世界中で、女性たちは自分の「生き方」と「働き方」を新しく描いています。 Global Women Founders(GWF) は、そんな女性たちが集う国際的なコミュニティ。 起業家、アーティスト、母親、教師、夢見る人、そして社会を動かす女性たち。 それぞれが自分らしい道を歩み、静かに、時に力強く、人生をデザインしています。 🌍 VOICESとは? VOICES(ヴォイシズ) は、GWFが新たに始めたSTORYプロジェクト。華やかな成功よりも、「リアルなストーリー」を伝えることを大切にしています。 そこにあるのは、キャリアチェンジ、異文化での挑戦、第二の人生を歩む勇気。大きな舞台ではなく、日常の中にある小さな変化や気づきを共有し合う場所です。 💬 新しいチャプターの始まり ビジネスとウェルビーイング、クリエイティビティとリーダーシップをバランスよく両立しながら、「成功」の意味そのものを変化しつつあります。 VOICES は、そんな女性たちの声を集め、届けるプラットフォーム。毎月、世界のどこかで「第二のチャプター」を生きる女性を紹介していき

GWF EVENT
10月28日読了時間: 2分


🌿 これは、私の“セカンドライフ”?─新しい一歩を始めるタイミングの見つけ方
Global Women Founders(GWF)では、多くの方たちが大きな転機を経験しています。新しい国への移住、キャリアの変化、ひとつの章の終わり、そして新しい章の始まり。 私たちはそれを「 セカンドライフ 」と呼んでいます。それは単なるキャリアの再構築ではなく、もっと深い「自分自身の再発見」なのです。 よく聞かれる質問があります。 「新しいことを始めるタイミングって、どうやってわかるの?」 ここでは、GWFのメンバーたち、変化の道を歩んできた女性起業家たちが共有してくれた、いくつかのサインと気づきをご紹介します。🌸 🌟 外から見れば「安定」していても、心が落ち着かないとき 最も強いサインは、内側からやってきます。仕事も家庭も順調。でも、なぜか心がざわつく。「 このままでいいのかな? 」と感じる瞬間がある。 それは、 次のステージへ進むサイン かもしれません。あなたの今の価値観に合う何かを、自分の手でつくりたいという気持ちの芽生えです。 🌟 環境が変わり、以前の自分がしっくりこなくなったとき 新しい国、文化、生活リズム。環境が変わると

GWF JAPAN
10月22日読了時間: 3分


💭 あの頃の私が、決して始められなかったビジネス。
30歳のとき、彼女は肩書きを持っていました。45歳の今、彼女は「自信」という勇気を持っています。💫 マリナさんが初めてスタートした自分のプロジェクト。リーダーシップコーチングのビジネスを立ち上げたとき、彼女が探していたのは承認ではなく、「自分が働く意味」でした。✨ 「長い間、誰かのビジョンを叶えるために働いてきました。でも、自分のために何かをつくるなんて、考えたこともなかったんです。できないと思っていたわけではなく、「自分にはその権利がない”と思い込んでいたんです。」 若いころの彼女は、きっと誰かの承認を待っていたでしょう。今は彼女自身が自分に「やりたいこと」を許可を与えています。 これは、GWFでよく見かけるパターンです。すでに実績を積んだ女性たちが、まったく新しい何かを築く勇気を持ち始める瞬間。 それは、誰かに印象づけるためでも、逃げるためでもありません。「自分のための仕事」に出会うためです。 時には、「第2章」こそが、最初に書くべき物語だったのかもしれません。🌷 GWFは、そんな「次の章」を書こうとしている女性たちのための場所です。もっ

GWF JAPAN
10月16日読了時間: 2分


✨海外で「リセット」するということ✨
新しい人生を始めるのは、誰にとっても簡単なことではありません。それを海外で始めるとなると、さらに難しく、でもより自分らしくなれる気がします。 ユカさんが48歳で日本からパリへ移られたとき、当初はこれまでのキャリアをそのまま続けられると思っていたそうです。しかし実際には、まさにLOST IN TRANSLATION状態でした。 「システムも、スピードも、人の見方もすべて違っていました。以前の肩書きも通じず、自分のペースも合わない。だからこそ、自分に問いかけたんです。「今、本当に築きたいものは何だろう?」って。 GWFでは、こうしたストーリーをたくさん見てきました。 日本で初めて自分のプロジェクトを立ち上げたフランス人女性。 バイリンガルの強みを生かし、コンシェルジュサービスを提供するカナダ出身の帰国子女。 20年間温めてきた本を書き始めた、元シンガポールのエグゼクティブ。 国を変えることは、アイデンティティを揺さぶります。でも同時に、古いラベルを脱ぎ捨てて、新しい自分を描くための余白を与えてくれます。 💡 どうすれば、“再出発”が軽やかになるので

GWF JAPAN
10月9日読了時間: 2分


🍷パリ、東京、ワインで乾杯からスタート。GWFのイベントってどんな感じ?
GLOBAL WOMEN FOUNDERSのイベントでは名刺も、エレベーターピッチもありません。 あるのは、笑顔と美味しいワイン、そして「人生を生きてきた」女性たちだけです。🍷 パリのイベントでは、ある女性が語りました。 20年間務めたラグジュアリーブランドを離れた女性が、ぽつりと言いました。 「肩書きを失った瞬間、私が誰なのかわからなくなったんです」 東京では、別の女性が静かに言いました。 「私はもう“出生”したいんじゃない。ただ、もう一度“楽しい”と感じたいんです」 GWFで開催するイベントはビジネス・ネットワーキングのための場所ではありません。 ここは、“肩書きのない自分”。 仕事でも、母でも、「〜すべき」でもない、 本来の自分をそっと思い出すための時間です。 ワインを片手に、世代や職業を越えて語り合い、知らなかった世界につながりながら、輪が静かに広がっていく。🍷 ここでは、ビジネスのためではなく、 自分のための時間 を過ごします。 ヨーロッパにある男性向けのソーシャルクラブのように、煙のない──女性のための“シガークラブ”を思い浮かべ

GWF EVENT
10月2日読了時間: 2分


✨ 2回目は、勇気とクラリティを。2度目の起業に「ノイズ」はいらない。
2度目の起業は、最初のときとは違います。もう、ある程度「どうすればいいか」はわかっているからです。✨ もちろん、プレゼン資料も大切。でも本当に必要なのは、 勇気 と、そして「何を しないか 」を見極める明確さ(クラリティ)です。 「もし失敗したらどうしよう」という不安と、静かに向き合う強さ。それが、2度目の挑戦を支える力になります。💫 企業のリーダー職を離れた人、家族のケアのために一度立ち止まった人、大陸を越えて新しい土地で生きることを選んだ人。 彼女たちは、「型にはまらない」ビジネスを始めています。 51歳でブティック・エージェンシーを立ち上げた綾子さん。投資家も、インスタもなし。ただ信頼できるクライアントと、自分のリズムに寄り添う仕事だけ。✨ 「もし30代で同じことをしていたら、ただ会社を大きくすることだけを目標に燃え尽きていたと思います。今は、自分のリズムで誇れるものをつくりたいんです。」 2度の起業で大切なこと: 🎯 Small Bets(小さく試す勇気) 🤝 Real Conversations(本音で語り合う時間) 💡 Bus

GWF JAPAN
9月24日読了時間: 2分
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