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  • 🎙️Voices #3 — マヤ・ペルソーさん:ファッションがインパクトになるとき

    マヤ・ペルソーさん、 ESPERO France 共同創設者/ディレクター マヤ・ペルソーさんは、アメリカ・テキサス州オースティン生まれ。ハワイ(オアフ島)で育ち、現在はパリを拠点にしています。 パリに来たきかっけはモデルでした。 ご本人は、その時代を「夢の仕事」とは語りません。偶然開いた扉を、好奇心と覚悟でくぐった。そう語っています。 パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク 。ショーのシルエット、キャスティング、契約。ファッションの現場を駆け抜けながらも、彼女がその時代から持ち帰ったものは、きらびやかさではありませんでした。 残ったのは、身体に染み込むような規律、そしてもうひとつ。幼い頃から自然に身についていた、とてもシンプルな考えです。「 自分が多く持っているなら、誰かに返す 」。 彼女の芯にあるのは、華やかさではなくフェアネスです。ファッションの世界で生きたからこそ、逆に“何を残したいか”がはっきりしていったのかもしれません。 その問いを言葉にするために、Mayaさんは学びを深めます。SOAS(ロンドン大学)で「開発社会人類学」を専攻。以来、彼女の中に残り続けているのはシンプルで鋭い疑問です。「 “開発”は、尊厳や安定、そして本当の自立につながらないなら、何の意味があるのでしょうか? 」 パリのアトリエが向き合うのは、「技術」だけではありません 2016年に設立された ESPERO Franceは、移民・難民の方々の社会復帰と就労を支える団体です 。縫製(アップサイクル)に加え、パーマカルチャーや都市農業など、環境への移行と雇用を結びつける複数の現場を持っています。 ただ、ESPEROの本質は「技術を教えること」そのものではありません。 Mayaさんが繰り返し口にするのが、 blockages(ブロッケージ)「見えない壁」 という言葉です。 書類手続き、言語、孤立、トラウマ、自信の喪失。能力があっても、生活の側にある事情が就労を阻む。ESPEROはそこに焦点を当てます。 手を動かす訓練と同時に、働くための土台を整える。つまり、技術と生活を切り離さないのです。 オルセー美術館で発表されたコレクション 2025年7月、ESPEROはオルセー美術館でコレクションを発表しました。デザイナーのJoy Acevedoさんとともに制作され、担ったのはESPEROの職人チーム。素材にはリサイクルやデッドストックが用いられ、一部はラグジュアリーメゾン由来のものも含まれていました。 注目すべきは、これは単なる「場所としての美術館」ではなかったことです。美術館の職人たち自身がユニークピースの制作に加わり、技術と時間を共有しました。支援と被支援という関係ではなく、同じ“つくり手”として交わる。そこで生まれたのは、作品だけではなく、一緒にプロジェクトを分かち合うこと。 すべては小さく始まりました。数箱の蜂箱から。 意外かもしれませんが、ESPEROの出発点は縫製ではありません。最初は養蜂と都市農業でした。蜂箱はほんの数個。Mayaさん自身、養蜂の知識はゼロからだったといいます。それでも始めた。 「準備が整ったら」ではなく、「始めてから整えていく」。その姿勢が、ここまでの道のりをつくりました。 プロジェクトが育ち、そこから生計を立てる人も現れました。迷いが差したときに彼女が立ち戻るのは、こうした“生活が変わった事実”です。理念ではなく、現実。だから続けられるのだと。 縫製への転換は、現場の「 手応え 」から 縫製へのシフトも、最初から計画されていたわけではありません。滞在施設を訪ね、話を聞くなかで、彼女は縫製が持つ力に気づきます。どこへ行っても持ち運べるスキルであり、手元から未来を組み立てられる技術。必要なのは、芽を見つけたら形にすることでした。仲間を集め、支援を得て、少しずつ育てていく。 小さく始め、自然に広げ、現実が次の方向を教えてくれる 。マヤさんのやり方は一貫しています。 いまの優先順位は「持続すること」。次の章はブラジルへ いまマヤさんが向き合っているのは、持続性です。学んだ女性たちが、その技術で本当に暮らしていけること。ミッションを守りながら、経済モデルを強くすること。パートナーシップやプロダクトも含め、「続く仕組み」を整えています。 そして次の章として、ブラジルへの移住も視野に入れています。子ども、とりわけストリートチルドレンを中心としたプロジェクトを、まず観察から始め、学び、現地で小さく立ち上げていく。いつものように、急がず、でも止まらずに。 最後に、マヤさんの言葉はとてもシンプルです。 完璧な選択を探して立ち止まるより、まず動くこと。 動く。 決める。 小さく始める。 学びながら調整する。 水のように、流れ続けること。

  • GWF チャプター:フランス × 日本× シンガポール 🌍

    GWFの特徴はインターナショナルであること。 それは“ブランディング”ではなく、私たちの人生そのもの。 国を移し、キャリアを組み直し、別の言語・別のルール・別の空気の中で、もう一度スタートしてきた女性たちが集まっています。 痛みも、代償も知っている。 だからこそ、その先にある自由も知っているのです。 GWFは、今後も「らしさ」を失わないための仕組みをつくります。女性同士が安心して集まれるソーシャル・クラブ。 ✨ GWF チャプター、始めます フランス・日本・シンガポールを皮切りに、GWFは 各国チャプターを立ち上げます 。目的はひとつ。 クオリティの高い時間を共用、楽しく、安心できる場所 にすること。 日常が少し動き出す「場」きっかけづくり 。オンライン、ミニイベント、会話、コラボレーション。きちんと出会いが生まれ、次につながる場所へという想いから各国のチャプターをスタートします。 📍 この3拠点を選んだ理由 フランス :ヨーロッパのベース。再出発と創造性が交差する場所。 日本 :深さと繊細さ、信頼の積み重ね。継続が価値になる環境。 シンガポール :ブリッジ。国際性が前提で、スピードがあり、欧州とアジアを自然につなぐハブ。 Europe × Japan × Asia 。概念ではなく、「人」が丁寧に繋がるネットワークです。 ✅ チャプターで行うこと 月1回の キュレーションされた集まり (少人数) Voices (各国の女性起業家ストーリー、その国で何か新しくスタートした女性のSTORY。) 安心して新しい人たちと出会う・繋がる場所(スパムなし) GWFの意図にマッチしたパートナー探し (会場・文化・エコシステム) 🤝 一緒につくりませんか? フランス/日本/シンガポールで、一緒にGWFサークルを大きくする帆ランティアを募集しています。できることは、シンプルで十分です。 小さな集まりをホスト(自宅/カフェ/ギャラリー、気軽に集まれる場所) Voices に参加いただける女性の推薦 会場やパートナーの紹介 新しいメンバーの紹介 参加・少しでもご興味のある方は  globalwomenfounders@gmail.com   までご連絡お願い致します。お住まいの都市・GWFの運営メンバーとしてしたいことを教えてください。  GWFはスモール・サークルで、皆様に楽しく・安心して繋がっていただける機会を提供したいと考えています。

  • 年末リセット:紙に書いて、手放す。

    一年が終わる頃、独特の「ノイズ」がたまっていることがあります。 周りに気ばかり使う会議。 気乗りしない人間関係。 自分をわざと小さくしてしまった瞬間。 一人で抱え込んだプロジェクト。 自分の本音が言えなくて、「他の人に合わせて予定や他人が決めたすべきだったこと」を実行した自分。 GWFが大切にしているのは、完璧さではありません。必要なのは勢いと余白です。次の章をきれいな状態で始めるための“スペース”をつくりたいのです。 そこで、 5分でできる年末の小さなリチュアルをご紹介します。 アプリも、難しいワークも、見栄えもいりません。 GWF リセット・リチュアル(5分) 紙を1枚用意します。 2025年に「もういらない」と感じたことを全部書きます。正直な言葉で。 紙を折ります。 捨てます(破ってもいいし、安全に配慮して燃やしても構いません)。 最後にひと呼吸。これから自分が「選ぶこと」を言葉にします。 以上です。 これは、つらかったことをなかったことにするためではありません。それを「自分の一部」みたいに次の季節まで持ち運ばないためのリチュアルです。 セカンドチャプターは「決意表明」ではありません 新年の目標は、ときに“罰”のように感じることがあります。でもセカンドチャプターは違います。もっと明確に、もっと自分を尊重して、もっと意図的に進むという選択です。 2025年が何かを教えてくれたのだとしたら、あなたには、考えを変える権利があります。ペースを変える権利も、物語を変える権利もあります。 もし今夜このリセットをしたら、 あなたは何を手放しますか? 誰にも言わずに胸の中で守りたいなら、それでも大丈夫です。大切にすること自体が、すでに前進です。 次の章で、また会いましょう。

  • 🎙️ VOICES #2 なぎさ なおこさん:「食」と「つながり」で人の「生きる力」を育てる。

    VOICES #2 なぎさなおこさん:「食」と「つながり」で人の「生きる力」を育てる。 料理は「生きる力」であり、人との関係を結び直す小さなきっかけでもある。   地域で「食」と「つながり」を育てながら、青森で新しいコミュニティの形をつくり続けているのが、 なぎさなおこさん です。 来年で起業20年を迎えるなぎさなおこさんは、食育料理家であり、防災士であり、地域の人々の居場所づくりに取り組んできました。  23歳の娘さんと9歳の息子さんを育てながら、震災や社会の変化の中でも、ずっと 「食」と「コミュニティ」 に向き合ってきました。 その原点には、東日本大震災での体験があります。   「お米と水はあるのに、炊き方がわからない」。 そんな「料理ができない」状況を多く目にし、「料理は生きる力なのだ」と強く感じたそうです。 以来、土鍋でご飯を炊くレッスンや、乾物・缶詰を使ったローリングストックの料理教室など、日常の延長で備える防災食のレッスンを続けています。 意外なことに、なぎささんはもともと料理が得意だったわけではありません。  「 不器用だからこそ、できない人の気持ちがわかるんです 」と話します。 料理教室に来るのは「できるようになりたい人たち」。同じ目線でつまずくポイントまで理解しながら伝えられることが、なぎささんならではの強みになっています。 若い頃に働いていた特養老人ホームでは、 「自分の食べたいものを、自分の力で食べられる人は本当に少ない」 という現実を知りました。 家族や友人が頻繁に訪れる人もいれば、誰も来ない人もいる。  その光景を通して、 「食」は健康だけではなく、心やつながりにも深く関わるもの だと感じるようになったそうです。 なぎささんの背景には、中学生の頃に父親が体調を崩し、母親は専業主婦で免許も職歴もなかったという家庭環境があります。 身近に「働く大人のモデル」がいない中で育ち、20代後半になって初めて「このままではいけない」と外の世界に目を向け、起業を決意されました。 東京の勉強会に通い、県外に仲間ができたことは震災のときにも大きな支えとなり、  「お金以上に、人とのつながりは安心と力になる」 と実感するきっかけになったといいます。 コロナ禍を機に一度店舗を手放しましたが、再度カフェ&キッチンスタジオ、民泊をスタート。  地域食堂と子ども食堂を兼ねた「まちの食卓」のような場所づくり にも取り組んでいます。 能登での災害ボランティアを通して、「 平時はコミュニティスペース、いざという時は防災拠点になる場所を青森につくりたい 」という思いも強くなったそうです。 時間の使い方について伺うと、なぎささんはとてもシンプルに話します。  やりたいことは、多少睡眠を削っても苦にならない 。  その代わり、やりたくないことはやらない 。 そして「睡眠」と「温泉に入る時間」だけは必ず確保する。 その潔さと軽やかさが、なぎささんの行動力の源になっているのだと感じます。 これからのビジョンについて伺うと、 「いつまでに何をやる、と決めてはいません。 その時代のニーズに合って、みんなが楽しそうだと思えることをやりたいだけです」 と笑顔で語られました。 青森は大好きだけれど、どこにいても自分らしく楽しめる。 そんな柔らかさとしなやかさが、なぎささんの「第二章」をより自由に広げています。 自分のタイミングで「やりたい」と思う気持ちがあれば、未来は動き始める。  なぎささんのお話からは、そんな静かな勇気が自然と伝わってきました。

  • 40代で起業する女性が増える理由。経験から生まれる「見えないスキル」の力

    女性がキャリアの「第二章」に踏み出すとき、「できないこと」「足りないもの」に目を向けがちです。 実際は、その逆。 ミッドキャリアで新たに挑戦する女性たちは、 これまでの経験と人生そのものから生まれた大きなスキルをすでに手にしています 。 これらのスキルは、ビジネススクールでは学べません。 人生経験があるからこそ、手に入るスキルです。 本質を見抜く力 。 自分にとって何が大事かを知っている 長い経験を通じて、ミッドキャリアの女性は「もう譲らなくていいもの」をはっきり理解しています。 意味のない役割、不健康な環境、不要なプレッシャー。それらを置いて、自分の価値観に沿った仕事を選べるようになります。 この「軸の明確さ」が、次のキャリアを導くコンパスになります 。 感情知性 。共感で導くリーダーシップ ミッドキャリアの女性は、人との距離感、空気の読み方、対話の仕方を深く理解しています。 衝突を避けるのではなく、対話でほどいていく。信頼を積み重ね、安心して話せる場をつくる。 国や文化をまたいで仕事をする時代において、この 「人の気持ちをつかむ力」は大きな強みになります。 カルチュラル・フルエンシー 。 世界で通用する感性 国内外を問わず、さまざまな環境で働き、 人との関わりの中でキャリアを積んできた女性たちは、文化や状況の「文脈」を直感的に読み取る力を育てています 。 意思決定のリズム、信頼の築き方、チームの動き方。こうした「見えない空気」を感じ取り、関係性を調整していく力です。 そしてこの感覚は、グローバルに広がる起業の場でこそ、大きな価値を生みます。 レジリエンス 。経験があるからこその持久力 転職、移住、出産・育児、役割の変化、思いがけない出来事。 人生で何度も「立て直し」を経験してきた女性は、静かなレジリエンスを身につけています 。 起業に必要なのは派手な才能ではなく、 不確実な道でも歩き続けられる力 。 視点と審美眼 。 長い時間が育てたセンス 経験を重ねることで、「何が本質で、何がそうでないか」を見極める目が育ちます。 直感、判断力、質へのこだわり。旅行、ウェルネス、文化、コンサルティング、コミュニティなど、「意味」が重視される分野で特に力を発揮します。 確かなネットワーク 。数より深さ ミッドキャリアの女性が築いてきた人脈は、名刺の枚数ではなく「信頼の深さ」でつながっています。 長い時間をかけて育てた関係性は、新しく何かを始める瞬間に、大きな支えになります。 キャリアの途中で新しい道を選ぶ女性・起業をすることは、「出遅れている」のではなく、 経験・レジリエンス・明確な価値観という最強の土台を持ってスタート している のです。 GWFでは毎日のように感じています。この“見えない力”こそが、女性の第二章を強く、美しく形づくっていくのだと。

  • 女性起業家にとって“リスク”はどう違うのか:フランス × 日本 × シンガポール

    パリから東京へ。東京からシンガポールへ。シンガポールからパリへ。 女性起業家が国境を越えるとき、いちばん大きな衝撃は文化でも、言語でもありません。 それぞれの地域で『リスク』の捉え方がまったく異なっているということです。 リスクはすべてに影響します。「いつ動くか」、 「どこまでチャレンジするか」、 「社会がどう反応するか」、 「失敗がどう解釈されるか」。 「アジア」と一括りにされがちですが、日本とシンガポールだけを比べても、アプローチは驚くほど異なります。この違いを理解することは、海外で第二章を築く女性にとって不可欠です。 余計な自己否定を避け、転機をよりクリアに進んでいくための力になるからです。 フランス:リスク=議論と自己定義の一部 フランスでは、リスクは「知的に検証するもの」。人々は議論し、質問し、アイデアを極限まで押し広げます。 「理にかなっている」と判断されれば、挑戦を後押しされる。さらに社会保障が「失敗の恐れ」を和らげてくれます。 しかし一方で、行政手続きや「パーフェクト主義」的文化がスピードを遅らせるため、起業家はローンチ前の準備に時間をかけます。 「私は十分に能力があるのだろうか? 信頼される存在なのだろうか?」 プレッシャーは社会からよりも、むしろ自分の内側から来るもの。 BPI や Station F、女性リーダーのネットワークなど、支援のエコシステムは非常に強いところが特徴です。 日本:リスク=社会的影響と背負う責任の大きさ 日本では、リスクは「個人」ではなく「周りを含む人たち」に影響するものとして扱われます。家族、会社、コミュニティ、友達。 恐れられているのは「失敗そのもの」ではなく、 その後に生まれる「社会的な波紋」 。 起業はまだ一般的な選択肢ではなく、決断そのものがとても重く感じられています。しかし、一度始めれば日本の創業者は圧倒的な集中力・忍耐・継続力を発揮します。 女性はそのプレッシャーをさらに強く受けています。安定性や慎重さが求められるため、「絶対安全」と感じるまで新たなチャレンジを先送りにすることも多いのです。 しかし大都市を中心に女性起業家のための新しいエコシステムが生まれつつあります。 シンガポール:リスク=戦略とスピード シンガポールのアプローチはまったく違います。 アクセラレーター、VC、そしてグローバルな思考。試す・修正する・スケールアップすることを恐れない環境です。 日本が「安定しているか?」フランスが「理にかなっているか?」と問うのに対して、シンガポールはではこう聞きます: 「スケールアップできるか?」 女性起業家にとってはチャンスが多い反面、スピードや成果への期待も大きいため、プレッシャーも強くなります。 社会的な評価や批判は少なく、動きの速いネットワークが広がっています。リスクは「ゲームの一部」として捉えられています。 アジアは一つではない。けれども、共通パターンはある 日本とシンガポールは全くのように思えますが、フランスと比べると、アジア特有の共通点も見えてきます: 意思決定はより集団的 評判と信頼は最重要 失敗はあまり公には称賛されない 長期的な安定が意思決定に影響する ただし、スピードもプレッシャーの強さも国によってまったく違います。 日本 = 慎重・評判優先 シンガポール = 迅速・機会優先 「リスク文化」は制限ではなく、レンズである 女性たちはしばしば、これらの違いを「自分の欠点」として受け取ってしまいます。 「私は遅い」「慎重すぎる」「大胆さが足りない」 そうではありません。 リスクの捉え方は、あなた自身ではなく 「環境の仕組み」 。 複数のリスク文化を知っていることは、弱点ではなく強みです。 経験を照らし合わせながら、それぞれの地域がもたらす影響を理解し、どこで次の人生を築くとしても、自分らしい“第二章”を描いていけるように、あらかじめ準備しておくことをおすすめします。

  • 大きな仕事を離れるとき、いちばん難しいことは何か?そして、どう新しいことをスタートするのか?

    人はよく、「大企業を辞めるときのいちばんの難しさは、リスクやお金、将来の不確実性だ」と思い込みます。けれど実際にそれを経験した女性たちは知っています。 本当に難しいのは“目に見えないもの”——アイデンティティです。 あなたが離れるのは仕事ではなく、“肩書きとしての自分” 仕事を辞めるとき、手放すのは役職だけではありません。 あなたが“誰であるか”を支えていた仕組み、たくさんのメール、必要としてくれる人、そして明確だった「成功の定義」それらすべてです。 何かを始めるということは、起業であれ、お店であれ、第二の人生であれ、 自分自身の定義をゼロからつくり直すことです。 そして、誰もそのプロセスについて教えてくれません。 1. いちばんの難しさ:「コーポレート・アイデンティティ」という盾を失うこと 会社にいる間、あなたは“盾”を持っています。ブランド名、肩書き、チーム、決まったリズム。 辞めた瞬間、その盾はなくなります。突然… 誰もあなたを紹介してくれない 誰もあなたの意見を必要としない カレンダーは空白で静か 以前の自信は、新しい世界では機能しない もう“ダイレクター” “部長” “マネージャー” “責任者”ではもうありません。 ただの「あなた自身」になる。 詩的に聞こえますが、実際はとても心もとないものです。 お金ではなく、この“アイデンティティの喪失”こそ、多くの女性を最初に揺さぶるものです。 2. 二つ目の難しさ:もう一度「ビギナー」になること 企業で働くあなたは、専門家です。 しかし創業すると、 インターンであり、営業であり、経理であり、クリエイティブディレクターであり、ITサポートであり、PR担当でもある。 すべてを一人で担うことになります。 あなたは再び「初心者」。あなたのエゴはそれを嫌がります。しかし今後という将来は、それを受け入れることにかかっています。 多くの女性が起業を数ヶ月も先延ばしにする理由は、「長年のキャリアの後で “できない自分” を見たくない」から。 しかし、 スキルは後からついてきます。最初に必要なのは好奇心 。 3. 三つ目の難しさ:誰も教えてくれない“孤独” 大きな組織を離れるということは、同時に… 廊下での雑談 なんとなく笑い合える同僚 仕事を共有している人たち 大変な日の“愚痴相手” これらを手放すことでもあります。 創業初期の孤独は、多くの女性に「本当にこの決断でよかったのか?」と疑わせます。たとえ、アイデアが十分に強くても。 では、どうやって新しいことを始めるのか? ここからの4つのステップが大きな助けになります。 1. まず“ビジネスプラン”ではなく、“小さな実験”から始める いきなり大きな構想に飛び込む必要はありません。まずはミニ版を試す: ワークショップを1回 プロトタイプを1つ Instagramのシリーズを1つ ニュースレターを1本 クライアントを1人 小さな実験は、自信と勢いを生む。完璧主義は、その両方を奪います。 2. 新しい「自分の一行」をつくる 肩書きの代わりになる、軽やかで真実の一文が必要です。 「女性の次の章づくりを支える仕事をしています。」 「旅をもっと快適にするものをつくっています。」 「創業者のための、前向きな空間を育てています。」 この一行が、新しいコンパスになります。 3. “味方の個人アドバイザー”をつくる アドバイザーでも投資家でもない。ただ、あなたを理解し支える3〜5人の女性。 すでに事業をつくったことのある人 あなたを深く知る人 厳しい質問を投げてくれる人 感情面を支えてくれる人 新しいスタートに必要なのは、この声の支えとなってくれる人です。 4. 「ゼロからのスタート」ではなく、「持っているものからのスタート」と理解する あなたはゼロで始めているのではありません。 すでにこんなにも持っています: 10年以上の経験 感情知性 国際的な視点 レジリエンス ネットワーク 直感 センス 価値観 クリアな視点 第二章は“生まれ変わること”ではなく、 持っているものを再構成すること。 大きな仕事を辞めることは、成功の終わりではありません。 自分の意思で選ぶ人生の始まりです。 いちばん難しいのはアイデンティティ。いちばん勇気がいるのは、もう一度始めること。 そしてその先には、 働き方と価値観が重なる、自分らしいのライフスタイルが待っています。

  • GWFインスピレーション・レポート — パリ、東京、シンガポール:

    女性たちが “いま” 好きなもの、小さなインスピレーションの手がかりは何か? GWFでは「転機」「第二章」「再出発の勇気」についてよく語ります。セカンド・チャプターは戦略から始まるのではなく、“インスピレーション”から始まります。 「自分は何が好きなのか」「どこへ向かいたいのか」を静かに思い出させてくれる瞬間。 パリ・東京・シンガポールの3都市で、GWFの女性たちがいま心惹かれているものを、小さな“ムードボード”としてまとめました。第二章のインスピレーションは、案外こんな小さなところにあります。 Paris — スローな自信と、創造的な好奇心 1. カフェ時間のリセット 近所のカフェで20〜30分、ただ座って考えたり、スケッチしたり、深呼吸するだけ。“ゆっくりすること”がパリの女性たちのインスピレーション源になっています。 2. 薬局のビューティーシークレット 10ユーロの小さなクリームやバーム。有名ブランドではなく、本質的なものが美しさをつくるというパリらしい哲学。 3. パリのプレイリスト 街を歩くように、アイデアを生み出すインデックス音楽。 4. 友人同士でシェアされるポッドキャスト 数分のエピソードが、視点を変えたり、進む方向を決めるヒントになることもあります。 Tokyo — 小さな習慣が育てる、大きな想像力 1. コンビニ・スパーク 移動の合間に買うお気に入りのドリンクやおやつ。小さなご褒美が気分を切り替え、創造力をインスパイアします。 2. 隠れた静けさのスポット 小さな神社、青山の静かな本屋、緑のある路地。束の間の静けさが新しいアイデアにつながります。 3. マイクロ・リチュアル 抹茶を点てる、ホット缶コーヒー、ガチャガチャ。遊び心と“ちょっとした楽しさ”が心を整えます。 4. 文房具から始まるクリエイティビティ ノート、ペン、シール。「紙から始まる創造力」という東京ならではの文化。 Singapore — エネルギー、動き、そして光 1. スコール前の空 風がふっと変わる瞬間、色が濃くなる空。シンガポールの女性たちはこれを “ひらめきの1分間” と呼んでいます。 2. ウェルネス・ハック サウナ、アイスバス、フットマッサージ。心の回復と集中力のために空いた時間に積極的に行います。 3. トロピカル・リセットボウル 鮮やかなフルーツやスパイス。体も思考もシャキッと目覚めるような味を楽しんでいます。 4. 夜のベイウォーク 湿度さえも味方にして、マリーナベイの夜は“新しい始まり”の気配がすると人気があります。 インスピレーションは、第二章の最初の一歩 音楽、リチュアル、嵐の前の空、ノートの紙質。一見些細に見えるこれらの“好き”は、実はとても大切なデータ。 私たちを元気にするもの、心が惹かれるもの、どう生きたいのか。 インスピレーションこそ、第二章のスタート地点です!

  • 🎙️ VOICES #1 — ダイアンさん:金融から音楽へ、自分に投資するという選択

    新しい章の始まりは、いつもひとつの質問から始まります。 「もし、違う道を選んだら?」 ダイアンさん にとって、その問いは、数年間のベンチャーキャピタル(VC)でのキャリアを経て生まれました。数字とスピード、そしてプレッシャーに満ちた世界の中で、彼女は Super Capital  の元投資家リレーション責任者として、スタートアップの成長を支えてきました。 そして、ふと気づいたのです。次に投資すべきは、他の誰かではなく 自分自身 だと。 🌿 成功のかたちを、もう一度描く 「私は“幸せの壁”を築いていたの。ネガティブな感情から自分を守るためだったけれど、その壁がいつの間にか、人生そのものとの距離になっていた。」 この気づきが、ダイアンさんに新しい一歩を踏み出させました。金融の世界を離れ、心の奥にあった情熱、 音楽と表現 に生きる決意をしたのです。 アーティスト名 Didiz(ディディズ) として活動を始めた彼女は、感情やアイデンティティ、そして「変化」をテーマに曲を作り続けています。 最新シングル 『Le Mur du Bonheur(幸せの壁)』 は、自らの体験を綴った一曲。それは告白であり、同時に解放の歌。真のバランスとは、完璧であることではなく、どんな感情も受け入れること。そう教えてくれる作品です。 ✨ 数字から音へ 「再出発を恐れず、自分の軸で成功を定義すること」。ストイックでありながら、喜びを忘れないこと。そのバランスを、彼女は音楽で体現しています。 ベンチャーキャピタルを目指す女性たちへの彼女のメッセージはシンプルです。 💬 「 自分の価値を信じて。臆せず、自分のビジョンを大切に進んで。 」 🎧 ダイアンの世界へ Spotifyで Didiz  の 『Le Mur du Bonheur(幸せの壁)』 を是非聴いてみてください。 金融から音楽へ。ダイアン・バセリさんが教えてくれた大切なこと。 それは 「本当に価値のある投資は、自分自身への投資。」 #VoicesOfGWF #GlobalWomenFounders #女性の生き方 #セカンドライフ #BusinessSecondJoyFirst #パリから東京へ

  • 💫 VOICES — 自分らしく生きる女性たちの、新しいストーリー

    世界中で、女性たちは自分の「生き方」と「働き方」を新しく描いています。 Global Women Founders(GWF)  は、そんな女性たちが集う国際的なコミュニティ。 起業家、アーティスト、母親、教師、夢見る人、そして社会を動かす女性たち。 それぞれが自分らしい道を歩み、静かに、時に力強く、人生をデザインしています。 🌍 VOICESとは? VOICES(ヴォイシズ)  は、GWFが新たに始めたSTORYプロジェクト。華やかな成功よりも、「リアルなストーリー」を伝えることを大切にしています。 そこにあるのは、キャリアチェンジ、異文化での挑戦、第二の人生を歩む勇気。大きな舞台ではなく、日常の中にある小さな変化や気づきを共有し合う場所です。 💬 新しいチャプターの始まり ビジネスとウェルビーイング、クリエイティビティとリーダーシップをバランスよく両立しながら、「成功」の意味そのものを変化しつつあります。 VOICES  は、そんな女性たちの声を集め、届けるプラットフォーム。毎月、世界のどこかで「第二のチャプター」を生きる女性を紹介していきます。 ✨ 一人ひとりのストーリーが、誰かの勇気に GWFが大切にしているのは、肩書きではなく「物語」。ステージの上よりも、身近な会話や共感から生まれるつながりを信じています。 私たちが共有するストーリーは、やがてひとつのメッセージになります。 「あなたはひとりじゃない。あなたの物語には価値がある。そして、いつでも新しい章を始められる。」 🕊️ VOICES  は、そんな想いから生まれたプロジェクトです。世界中の女性たちの声を通じて、「自分らしく生きる」ことの美しさを伝えていきます。 #GlobalWomenFounders #VoicesOfGWF #女性の生き方 #セカンドライフ #BusinessSecondJoyFirst #パリから東京へ

  • 🌿 これは、私の“セカンドライフ”?─新しい一歩を始めるタイミングの見つけ方

    Global Women Founders(GWF)では、多くの方たちが大きな転機を経験しています。新しい国への移住、キャリアの変化、ひとつの章の終わり、そして新しい章の始まり。 私たちはそれを「 セカンドライフ 」と呼んでいます。それは単なるキャリアの再構築ではなく、もっと深い「自分自身の再発見」なのです。 よく聞かれる質問があります。 「新しいことを始めるタイミングって、どうやってわかるの?」 ここでは、GWFのメンバーたち、変化の道を歩んできた女性起業家たちが共有してくれた、いくつかのサインと気づきをご紹介します。🌸 🌟 外から見れば「安定」していても、心が落ち着かないとき 最も強いサインは、内側からやってきます。仕事も家庭も順調。でも、なぜか心がざわつく。「 このままでいいのかな? 」と感じる瞬間がある。 それは、 次のステージへ進むサイン かもしれません。あなたの今の価値観に合う何かを、自分の手でつくりたいという気持ちの芽生えです。 🌟 環境が変わり、以前の自分がしっくりこなくなったとき 新しい国、文化、生活リズム。環境が変わると、自然と自分のアイデンティティや目的も変化します。 そんなときこそ、小さなプロジェクトや活動を通じて、 今の自分に合う新しい軸 を見つけていくタイミングです。🌏 🌟 「足りない」と感じることがあるとき 誰かの役に立ちたい、何かを変えたい。その想いは、セカンドライフの種です。🌱 多くの女性起業家は、最初はとても小さなことから始めています。地域のグループ、週末の企画、自分の体験から生まれたアイデア…。最初の一歩は、大きな会社をつくることではなく、 自分が大切に思うことを試してみること 。 🌟 自分が変わったのに、仕事が“昔のまま”に感じるとき 育児、キャリアチェンジ、離婚、バーンアウト。人生の変化を経ると、以前の自分の仕事が今の自分に合わなくなることがあります。 そんなとき、新しいプロジェクトを始めることは、 “今の自分”に仕事を合わせること 。それは単なるビジネスではなく、 新しい生き方をデザインすること でもあります。🌸 🌟 まだ何をしたいか分からなくても、好奇心があるとき 完璧なビジネスアイデアがなくても大丈夫。GWFのサークルでは、多くの女性がまず「話すこと」から始めています。 ☕ Coffee & Connect での出会い。 💬 Ask the Founder での対話。小さなストーリーの共有。 その一歩が、 自分の可能性を見つける扉 になります。 ✨ あなたの中に、もうサインはあるかもしれません。 「準備ができている」必要はありません。大切なのは、「何か新しいことを始めてみたい」という気持ちに心を開くこと。 セカンドライフとは、再出発ではなく、「自分らしさを取り戻すこと」。 GWFは、国境も年齢も肩書きも越えて、それぞれの「セカンドライフ」を歩む女性たちのストーリーをシェアしています。🌿

  • 💭 あの頃の私が、決して始められなかったビジネス。

    30歳のとき、彼女は肩書きを持っていました。45歳の今、彼女は「自信」という勇気を持っています。💫 マリナさんが初めてスタートした自分のプロジェクト。リーダーシップコーチングのビジネスを立ち上げたとき、彼女が探していたのは承認ではなく、「自分が働く意味」でした。✨ 「長い間、誰かのビジョンを叶えるために働いてきました。でも、自分のために何かをつくるなんて、考えたこともなかったんです。できないと思っていたわけではなく、「自分にはその権利がない”と思い込んでいたんです。」 若いころの彼女は、きっと誰かの承認を待っていたでしょう。今は彼女自身が自分に「やりたいこと」を許可を与えています。 これは、GWFでよく見かけるパターンです。すでに実績を積んだ女性たちが、まったく新しい何かを築く勇気を持ち始める瞬間。 それは、誰かに印象づけるためでも、逃げるためでもありません。「自分のための仕事」に出会うためです。 時には、「第2章」こそが、最初に書くべき物語だったのかもしれません。🌷 GWFは、そんな「次の章」を書こうとしている女性たちのための場所です。もっと自由に、もっと誠実に、そして何よりもっと楽しく。 30歳のとき、彼女は肩書きを持っていました。45歳の今、彼女は勇気を持っています。💫 👉 次の一歩を探している方へ。GWFのイベントでは、様々なバックグラウンド・国籍の女性たちをお招きしてイベントを開催しています。ご興味のある方はイベントページをチェックしてみてください。

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